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ノーマ・ウィンストンのこと [日記のようなもの]

何年くらい前か定かではありませんが(15〜20年前ぐらいでしょうか)、
あるミュージシャンから「これを聴いたほうがいい」と薦められたのが、このアルバム。

 

当時、私はECMレーベルが大好きになり始めていたところでした。
でもその世界は「楽器」だけのものだと思い込んでいたのです。

そこにヴォーカルが入って、しかもスキャットで表現するだけでなく、歌詞を歌っている。
そして全体のサウンドのなんと美しいこと。

こんな「歌」は聴いたことがなかった……。

それ以来、ずっと彼女の大ファンです。

他のいろいろな音楽を聴いても、また彼女の音楽に立ち返る。
そんな大切な存在です。

そのノーマ・ウィンストンが、ついに初来日!

Facebookで情報を見た時、本当に胸がドキドキしましたよ♪
予約を入れてから約ひと月半。
9月5日の新宿ピットイン。

整理番号7番をGETしていた私は、最前列の席へ。
マイクスタンドから1メートル半ぐらいの距離。
できるだけノーマの近くで、彼女が聴いている音楽(共演者の音)を聴きたかった。
そうすれば、彼女の感じていることに少しでも近づけるのではないか、と。

彼女の第一声。ゆるむ涙腺(笑)。

ナメてました。
目の前で繰り広げられる音楽は、ハンパなくものすごいものでした。

ピアノのGlauco Venier、ソプラノサックス&バスクラリネットのKlaus Gesing。
この2人の演奏がまた素晴らしい!

ピアノも管楽器も、音量的にかなりの存在感。
それに比べて、ヴォーカルはそれほど音量を感じないのだけれど、
なぜか3者がとてもバランスよくとけ合っていました。

ああ!
私のつたない言葉では、全然お伝えできません!(涙)


心に沁み入るような「歌」の表現力。
そして丁々発止のインタープレイ。
それらがボーダーレスに展開されていく。
声も楽器もひとつのかたまりのように。


彼女のような歌手に、いつかなりたいのです。
少しずつでも近づいていけるように頑張らなきゃな!!


大好きな先輩ヴォーカリスト、三槻直子さんもノーマ・ウィンストンの大ファン!
直子さんのブログにライブレポがあります。
なんだか私の感じたことを表現して下さっているようで嬉しくなりました。
こちらです→ http://mizukinaoko.blog.so-net.ne.jp/2014-09-07


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